“人のしゃべりとは、常に二元表現である”

どういう事だろうか。

コントラプンクトという、音楽用語になぞらえても良い。
同時にちがう旋律を奏でるという作曲技法のことである。

文字・言葉で《情報》を相手に伝え、しゃべり方、しゃべりの生理で《心》を伝える。
この”心”には、映像としての絵を思い浮かべる心。
そして、心模様を描き出す、イメージングの心。
これらは、”名詞節”が映像として表現され、”形容詞節” 、”副詞節”がイメージングとして表現されることになる。
人はしゃべるとき、文字を説明などしてはいない。
“だから、なんなのだ!”が重要なのだ。
そのためにも、”単語”ではなく、瞬時に、”節”を抽出できる能力を持ち備えることが大切。
それこそが文章読解力なのである。
《情報》と《心》を同時に伝えるのが、人間がしゃべるという行為なのである。
にもかかわらず、文字を説明するような、一元表現をナレーションと勘違いしている方たちの、なんと多い事か。

“辛かった”という、言葉を文字を説明するなら、常に、辛いイメージの”辛かった”で終わってしまう。
“辛さ”を克服した、今、語る時は、それは喜びと変わる。
笑って”辛かった”と表現するための、そんなお勉強をしているのが、この研究室なのです。
それをしっかり応用した、朗読のお勉強などは、また、楽しさもひとしお。

どうぞ遊びにいらして、体感してください。