“助詞の分類が分かるとデッサンが楽しくなる”

まず、助詞の分類から攻めて行くことにしましょう。
これから解明して行く課題を、文法のお時間と難しく考えないでください。
文章としゃべりとを関連付けて、
しゃべりに反映させて行くための方便と思えば良いのです。
実際のしゃべりで検証しながら、”おもしろい”と思えること。
楽しみながら学んでゆくことが肝心です。

助詞にはどれだけの種類があるのか?
『格助詞』『副助詞』『係助詞』『終助詞』『間投助詞』『接続助詞』
そのうち、『間投助詞』は文語に用いられ、口語ではあまり馴染みがないので割愛し、
五種類の『助詞』について考察を進めていきます。
これも、受験勉強のときのように、丸暗記しても何の役にも立ちません。
名称と役割を実際に関連付けて行けば、覚えるのも簡単ですし、
忘れることもありません。

では、助詞としての代表格、『格助詞』から・・・・・・。
格助詞の”格”とはなんでしょう。
文章には”何々格”という格が存在します。
“主格” “目的格” “修飾格” “述格” これでお分かりでしょう。
上記のそれぞれの”格”を形成する助詞が、『格助詞』なのです。
ちなみに広辞苑にはこう書かれています。
《助詞の分類の1つ。主として体言(名詞)に付き、その体言と他の語との
格関係を示す助詞。》
やはり学術用語は難しく書かれる傾向があるようですね。
私の言い回しの方が分かりやすくありません?
“あなた”が”私”を”真心”で”迎えてくれた”
この文章における、”が” “を” “で” が、まさに『格助詞』である。
広辞苑の 《主として体言(名詞)に付き・・・・・・》とあるように、
逆に辿れば、『格助詞』の前は原則的に体言ということになる。
つまり名詞であり、名詞節であるのだ。
にもかかわらず、格助詞を含む文節を、一所懸命説明しようとする。
体言、名詞を、音で説明しても伝わらない。
名詞はイメージが伴ってこそ、それが何であるかの絵が見えてくるのだ。
上で例に挙げた、”あなた”が”私”を”真心”で”迎えてくれた”
これにしても、”あなた” “私” “真心”は全て名詞である。
“あなた”と “私”は人称代名詞であるから、誰かは明白。
“あなた”と “私”の人格・キャラクターがそこにイメージとして乗れば、
それでもう語れたことになる。そこに”真心”を、心をこめて続けて完成だ。
たまたま、これは最も簡単な名詞で構成されていたが、
長い長い名詞節であることもいくらでもある。
そのような場合も、
“『格助詞』の前は原則的に名詞ないしは名詞節である”
これを前提にデッサンしてゆくことが出来る。
助詞の種類からその前の品詞を推し量る手法のひとつである。

では次に『副助詞』について。    この副は、そう副詞の副です・・・・・・・・・